Moriniukabu...森に浮かぶ歌をきいた

Magnoliaの活動休止から丸一年、vocalistである岸眞衣子が活動を再開します。海、友達、森、空、、、、いろいろな経験から生まれた、新しい詩の世界は、今までとは別次元の岸眞衣子を誕生させた。再開liveの共演は凪SPECIAL SESSION。とてもオーガニックな世界をお楽しみ下さい。なお当日は写真家でありデザイナーである加藤美和の個展が開催されます。
予約の方先着５０名に、岸眞衣子（Magnolia）オリジナルソングとsound designer AOのフィールドレコーディングによる森の音が入ったCDをpresentいたします。
Live: 岸眞衣子 (Magnolia)、Deep frame with 凪nagi & more… / Decoration: Miwa Katoh

出演者情報:

岸眞衣子 (Magnolia)

1998年LONDONでのレコーディングセッションをきっかけに結成されたバンド「Magnolia」のVocalとして音楽活動をスタートする。これまでに２枚のミニアルバム、１枚のフルアルバムをリリース。2005年　日本で初の開催となった、海、サーフィンをテーマにアート、ムービー、ミュージックが科学反応を起こしたフェスティバル「GreenRoomFestival'05」に出演。同年夏『SURF ROCK TRIP-after greenroom festival』と銘うったBIG TOURを盟友KEISONやCaravanと共に決行。この伝説のツアーの企画制作者として全国3ヶ月のシンボルとなったシルバーバスでのロングツアーを大成功に納める。この頃から、サマーソニック、ライジングサンロックフェスティバルなど夏の大型フェスにも出演を果たす。2006年は、フジロックフェスティバル　FIeldOfHeavenでの初ステージ、ライジングサンの２年連続出演も果たした後、同年の秋のツアーを最後に走り続けたバンドは活動休止宣言をする。
充電中の2007年、FM横浜にて１時間番組、Greenroom Festivalのオフィシャルプログラムのメインパーソナリティーを２ヶ月つとめ、ファンからの活動再開切願の声が溢れ出す中Vocal　岸真衣子（mai）は初のソロプロジェクトを始動させた。Magnoliaのバンドサウンドとは一味違った、サウンドコラージュの重なり合った浮遊感を表現している。2001年にナチュラルカラミティーの森修二とともにリリースしたアルバム「UMAUMA」の活動がきっかけにもなり、ここ数年バンド活動の傍らで、楽器や理論を意識しない、キャンバスに絵を描くような宅録、多重録音を録り貯めてきた。本人曰く、昔、アートスクールで油絵やドローイングや彫刻をやっていたようにギターやベースや鍵盤や楽器という道具にこだわらず、音の出る物全てをサンプリングして音と云う物語を創っていると言う。今回ソロプロジェクトにあたって、彼女のそんなおもちゃ箱のような世界が公開された。とはいえ、単にインプロビゼーションなコンテンポラリーサウンドと言うよりは、ある意味ではMagnoliaよりも『歌』に重きを置く曲も多い。この世界を「音響系」と呼ぶ人もいれば「歌モノ」とシンプルにとらえる人も多いのだろう。今回、全てのサウンドプロデュースを　ex.ナチュラルカラミティー&HONOULUのクニ杉本に託し。より、洗礼させた音作りに向かっている。
2008年夏、初のソロツアーがスタートした。

佐藤克彦 (G)

1962年10月24日東京都練馬区出身B型。1975年BEATLESの影響でギターに触れて以降、米ルーツ・ミュージックを軸に無節操に音楽を貪る。1986年にはXIE-XIEでメジャー・デビュー。その後オープンDチューニングに開眼、現在に至るまでオープンDを自らのスタンダード・チューニングとする。1994年バンド解散後は数多くのセッションとスタジオ・ワークに触れ、歌い手の能力を最大限に引き出す卓越したバッキングで現在のアコースティックギター界でも 突出した存在。2000年には丹沢山嶺の自然の中（神奈川県清川村）に居を移し、年間２００本を超えるステージ、プロデュース、レコーディングと精力的に活動

クニ杉本 (B,Key,Sound)

森俊二とナチュラルカラミティーを結成。途中活動の場を英国に移し、在籍中に計６枚のアルバムをリリース。脱退後、片岡工とHONOLULUを結成。英pussyfootレコードからアルバムをリリース。UA等のプロデュースも手がける。11年滞在した英国からの帰国後は、中西俊夫とのユニットTycoon tosh and Kuni Sugimotoや立花ハジメが結成したバンドThe Chill等に参加。2008年、自己のプロジェクトとしてfabricomusicoをスタート。第一弾としてfabricomusico.comにて「風に流される音 楽」を配信予定。

miwakatoh (フォトグラファー・デザイナー)

光と影に魅せられ、カメラを手にした。Magnolia-岸眞衣子との出会いで、ライブや舞台など、本格的な撮影を始める。Magnoliaのステージ撮影をはじめとし、The Greenroom Festivalのコンピレーション・アルバムのブックレット、YoLeYoLeのアルバム『Live YoLeYoLe〜KaNeYoLe〜』のイ ンナージャケットに写真を提供する等、活動を広げている。
「この世？　あの世？　宇宙or大地、、!? "ナニ" とは言い表せられない不思議な世界、色んな狭間を、ソロワークをはじめた岸眞衣子(Magnolia)の唄声に感じます。そんな狭間でフワフワと漂う心地よさ、、。彼女の唄と私の写真がコラボレーションする事で、そんな曖昧だけど気持ちのよい境界線を表現できたら、、。音と視覚から岸眞衣子の世界を、より感じてもらえたら。そう想います、、、。」

Deep frame

(MySpace)
ヴォーカリストsyuriと高橋英明(mjuc)によるユニット。あらゆる要素を吸収、分解し独特の音世界を生み出す高橋英明の構築さ
れたスケール感のあるサウンドに、Syuriのクリアなヴォイスが優し くとけ込み、生命力に溢れた新しい世界を作り出している。

Syuri
"Deep frame" 名義でInternet Labe@nobis (Music@nifty)によるランキングで1位を獲得し、@nobisから1曲リリース。"Deep frame"の1st マキシシングル「fateful meeting」をaiding からリリース。(AID-002CD) 2004年11月、Asahi cafe night (アサヒアートフェスティバル 2004) でライブを行う。05'06年ヨーロッパツアーを行う。12月にDeep frameの1st アルバムをリリース予定。

mjuc (高橋英明)
音楽家。これまでにmjuc『monody』『parallel points』Deep frame『fateful meeting』nature blunt『everlasting』『forbidden area』(CD+DVD) 等のCDリリースがある他コンピレーション多数。'05、'06にはドイツ、オランダ、ロンドンでのライブツアーを行う。アルバムの楽曲はNHK『NHKスペシャル』『プライムタイム』 TBS『News 23』『世界遺産』等数多く使われている。昨年は初のメディアオペラ (アワーブリンク）を公演。11月には能とのコラボレーションによるインド公演が予定されている。

凪 nagi

2004年にsound designer aoとviolin seijiによってつ くられたunit。当初はambient中心で活動していたが2007年 渚音楽祭に出演するなど多くの支持を受け着実にキャリア を増やしていくプログレッシブ感のある幅広いサウンドはCLUB MUSICとしても定評があり、激しく柔らかい音色のguitar ao、coolに旋律を紡ぐseijiのviolinが絶妙にmixされていくそのサウンドはジャンルの枠をも取り払い、風をも止ませ る存在感から凪nagiと命名される。

CHUBIN (studioニジマス)

音源にSuper Audio CDマルチチャンネルサラウンドを使用した、Space Echo Deluxeレギュラー出演のDJ。Super Audio CDソフト制作フィールドサポートエンジニアとしての経験を活かし、様々なジャンルの音楽をプレイしていく。ピッチ合わせやシームレスループができるSuper Audio CDプレーヤーは市販されていないため、場に合わせて曲をつないでいくプレイとなる。他にSuper Audio CDマルチチャンネルサラウンドを中心に回しているDJが見当たらないので、「世界有数の」とか「日本でただ一人」という冠がつくことがある。また、DJ以外にギタリスト、Djembe奏者として活躍中。