ダローガ -道-

2008/12/12 金曜日

дорога -road-ダローガ -道-

Open: 19:00:00 | Start: 19:30 - 23:59

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アレクサンドルソクーロフ監督作品
『チェチェンへ アレクサンドラの旅』
公開記念スペシャルイベント
忘れられた国「チェチェン」チェチェン戦争は、テロかレジスタンスか?!

トークショー出演: 常岡浩介 (ジャーナリスト)、重信メイ (ジャーナリスト)、若木康輔 (放送作家、映像ライター)、加藤健二郎 (バグパイプ奏者)

ライブ出演: マイア・バルー (with アヴドゥール智、駒澤れお)、工藤丈輝 (舞踏)、あがた森魚

『チェチェンへ アレクサンドラの旅』日本公式サイト
上映案内 (ユーロスペースHP)
アレクサンドルソクーロフ公式サイト(英/露)

9.11以降、世界は"テロ"という言葉によって抑圧を正当化し、問題と対峙することから目を瞑った。アメリカとロシア、この二大国の価値観に侵食されることを拒み、独自の文化と誇りを貫こうとする少数民族が居場所を失っている。チェチェン民族もそのひとつである。そしていよいよ、ソクーロフ待望の最新傑作『チェチェンへ アレクサンドラの旅』が日本公開を迎える。私たちは、映画で描かれたチェチェンの現状から、未来に向けて如何なる思いを託していくべきなのか。
実際にチェチェンゲリラに従軍した経験を持つ常岡浩介を囲み、パレスチナに育ちジャーナリストとして活躍中の重信メイ、映画を通じて時代と人を考える映像系ライターの若木康輔、イラク戦争で「人間の盾」となった加藤健二郎が、現代の世界の戦争について語る!!

第一部: トークショー

チェチェン/映画/戦争
ソクーロフ作品を起点として、チェチェン潜入映像を交えながら、現代の戦争をめぐるトークセッション

出演者:
常岡浩介 (ジャーナリスト)
1969年、長崎県島原市生まれ。早稲田大人間科学部卒。
1994年から長崎放送に報道記者として勤務。98年10月からフリーに。
以降、チェチェン、アフガニスタン、イラクなどイスラム世界の紛争地を中心に取材。雑誌、テレビなどで発表。00年、イスラムに改宗、回教名はシャミル。著書に「ロシア 語られない戦争–チェンゲリラ従軍記」(アスキー新書)

重信メイ (ジャーナリスト)
1973年、レバノン・ベイルート生まれ。母は元日本赤軍リーダー・重信房子。
1997年にベイルートのアメリカン大学を卒業後、同大学国際政治学科大学院に進学。
1997年、レバノン大学でジャーナリズムを学ぶ。
28年間国籍を持たなかったが、2001年3月5日に日本国籍を取得し、同年4月3日日本の土を踏む。2004年から同志社大学の博士課程で中東衛星放送を研究。現在、ニュース専門CSチャンネル、朝日ニュースターの番組「ニュースの深層」のサブキャスターを務める。著書に『秘密 パレスチナから桜の国へ 母と私の28年』(講談社)、『中東のゲットーから』(ウェイツ)

若木康輔 (放送作家、映像ライター)
1968年北海道生まれ、日本映画学校卒業。脚本家アシスタントやリサーチャーなどを経て、1996年よりフリーランスに。メインは放送/構成作家業で、番組、セルビデオ、PRビデオの台本を百タイトル以上手がける。2007年より「映画芸術」などで映画評を執筆。

加藤健二郎 (バグパイプ奏者)
1961年、兵庫県尼崎市生まれ。早稲田大学理工学部卒。東亜建設工業勤務を経て、1988年より外国の戦場へ飛び込み、軍事ジャーナリストとなる。1997年より防衛庁オピニオンリーダーに任命され、2001〜2003年には、総合探偵社ガルエージェシーの危機管理講師を努める。バグパイプ奏者でもあり、冠婚葬祭、アイドルショーなどで演奏している。著書に「戦場のハローワーク」(ミリオン出版)

第二部: ライブ

チェチェンの映像と音楽の邂逅
暗殺されたリトヴィネンコと首都グロズヌイの廃墟映像がライブ空間に乱反射する!!

出演者:
マイア・バルー
父、"ピエールバルー"のもと、幼少の頃より舞台が遊び場という環境で過ごす。ブラジル漫遊中に聴いた美しい音色に感銘を受けたのをきっかけにフルートを始める。ソプラノ歌手、深川和美と (かずみとまや)のユニット名でファースト・アルバム『アミチエ』を発表し、日本、フランス、カナダで発売される。フランスではEpizo Bangouraなど、アフリカンミュージシャンとのセッションや役者としてはチリ系フランス人劇団『Aleph』の一員としても活動している。2005 年より『CABARET SHINJUKU』(日本の個性派ミュージシャンをフランスに紹介し日仏音楽の橋渡しをするイベント) のプロデューサーを務め、参加アーティスト大集合の初プロデュースオムニバスアルバム、"KUSAMAKURA"がフランス、カナダ、日本で発売。坂本龍一のレーベル、『コモンズ』から2008年7月にリリースされるオムニバスアルバム“にほんのうた”に参加。
メンバー:
マイア・バルー (VOCAL/FLUTE)
アヴドゥール智 (BASS)
駒澤れお (PERCUSSION)

工藤丈輝
1967年東京生まれ。慶大仏文科卒。在学中より演劇、ダンス、日舞を学ぶが、1989年、舞踏との出会いが以後の進路を決定付ける。玉野黄市、和栗由紀夫作品に出演ののち、1992年よりソロ活動を開始。1995~1998年山海塾に参加。1997年には自らの集団「東京戯園館」を設立。さまざまな分野のアーティスト、カンパニーと関わりつつ、ソロをメインに世界各所で持続的に公演を行っている。

あがた森魚
1948年北海道・留萌市生。函館で中、高時代を育つ。1972年「赤色エレジー」にてデビュー。20世紀の大衆文化を彷彿とさせる幻想的で架空感に満ちた作品世界を音楽、映画を中心に展開。アルバム近作に『佐藤敬子先生はザンコクな人ですけど』('01)『タルホロジー ('07)』。2008年還暦を迎え、全国縦断ツアー「惑星漂流60周年!」を展開中。

タイムテーブル:
パート1 (トークショー) 19:30〜21:00
チェチェン/映画/戦争
ソクーロフ作品を起点として、チェチェン潜入映像を交えながら、現代の戦争をめぐるトークセッション

休憩20分

パート2 (ライブ) 21:20〜22:30
常岡浩介のチェチェンの映像と音楽の邂逅
首都グロズヌイの廃墟映像がライブ空間に乱反射!!

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A special release event for
"Alexandra" Directed by Alexander Sokurov
with special talk session and live performance!!



"Alexandra" Official site (JP only)
Screening Info (Eurospace HP)
An official Website of Alexander Sokurov

Time table:
Part I (talk show: Chechen/Film/War) 19:30-21:00
Intermission 20mins
Part II (Live performance: Chechen/Visuals/Music) 21:20-22:30

Guest panelists (part 1):
Kousuke Tsuneoka (Journalist)
Mei Sigenobu (Journalist)
Kosuke Wakaki (Television and radio writer)
Kenjiro Kato (Bagpipe player)

Guest performers (part 2):
Maia Barouh
アヴドゥール智 (BASS)
Reo Komazawa (Percussion)
Taketeru Kudo (Buto)
Morio Agata (Music)

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