恩田晃セッション

2009/02/20 金曜日

Aki Onda Session恩田晃セッション

Open: 19:00:00 | Start: 20:00 - 23:59

SuperDeluxe

カテゴリーはないようです

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出演: 恩田晃, 山川冬樹, Terre Thaemlitz, helll

ニューヨーク在住の音楽家「恩田晃」が、東京では3年振りとなるコンサートを開催致します。恩田晃は今回、カセットテープを用いたソロパフォーマンスと、ホーメイ歌手/アーティスト「山川冬樹」とのデュオパフォーマンスを行います。彼らに加え、その批評性の高いハードコアなアプローチに全くブレのないエレクトロ・アコースティック作品を発表し続ける音楽家「テーリ・テムリッツ」と、音響派以降の“気配派”とでもいうべき音楽を体現するバンド「helll」といった強力なゲストたちがこのコンサートをサポートします(飛び入りゲストもあるかもしれません…!!)厳冬の週末に、東京の地下から立ち現れてくる音響の煌めきをお見逃しなく。

相川勝 展「 CDs」(2/10〜25) 開催中

出演者詳細:

恩田晃

1967年生まれ。10代の頃より写真に傾倒し、ジョン・ゾーン、アート・リンゼイ、ブリクサ・バーゲルドといったミュージシャンたちを撮影する。 1992年には山塚アイ、竹村延和らと「オーディオ・スポーツ」を結成、3枚のアルバムをリリースする(2枚目以降は恩田のプロジェクト)。2000年よりアメリカに移住。これまでにカセット・レコーダーで日記のように録り溜めていた膨大なフィールド・レコーディング音源を用いた演奏を開始する。現在はニューヨークを拠点とし、欧米各地のフェスティバルへ赴き演奏や、アラン・リクト、ローレン・コナーズ、ノエル・アクショテ、ジャン=フランソワ・ポボロス、オーレン・アンバーチといったギタリストたちの即興演奏と恩田による写真のスライドショーを融合させるプロジェクト「シネマージュ」、そして映像作家ケン・ジェイコブスとのコラボレーションなど、メディアを縦断する活動を精力的に行っている。また、文筆家としての音楽誌/メディアへの寄稿や、アーティストの招聘/プロデュースを中心とするキュレーターとしても活動も、彼が行っている重要な仕事として注目するべきであろう。
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Aki Onda Photo by Maki Kaoru

山川冬樹

ホーメイ歌手/アーティスト。1973年、ロンドンに生まれる。横浜市在住。自らの「声」と「身体」をプラットフォームに、音楽、舞台芸術、美術の境界線をまたにかけた脱領域的活動を展開。身体内部で起きている微細な活動や物理的現象を医療機器などのテクノロジーによって拡張、表出する。電子聴診器を用いたパフォーマンスでは心音を重低音で増幅し、さらに心臓の鼓動の速度や強さを意図的に制御(時に停止させながら)、そのリズムを光の明滅として視覚化。己を音と光として空間に還元することで、観客との間の境界線を消滅させてみせる。また、骨伝導マイクを使った頭蓋骨と歯とハミングによるパーカッシブなパフォーマンスは、ソニーウォークマンのコマーシャルで取り上げられ話題を呼んだ。活動の範囲は国内にとどまらず国際的に展開。2007年、ベネチア・ビエンナーレ・コンテンポラリーダンスフェスティバルから前年に引き続き二回連続で招聘を受け、同年秋に行った米国ツアーは各地で公演がソールドアウト。大きな反響を呼ぶ。現在、東京藝術大学、多摩美術大学、女子美術大学非常勤講師。
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Terre Thaemlitz

数々の受賞歴のあるマルチメディアプロデューサー、ライター、講演者、教育者、編曲家、DJであり、「コマトンズ・レコーディングス」のオーナー。作品のテーマはアイデンティティー・ポリティックス(ジェンダー、セクシュアリティー、階級、言語、民族、人種を含む)と商業メディアによる社会経済に対する批評を批判的に結びつけたものである。これまでに15枚以上のアルバム、数々の12インチシングルやビデオ作品をリリースしている。音楽と文化についての著述はあらゆる国の本、学会誌、雑誌の中で発表されている。“ノン・エッセンシャリスト(反本質主義者的)トランスジェンダリズムとクイアに関する問題”の講演者や教育者として、ヨーロッパと日本のパネルディスカッションに参加している。2001年2月より神奈川県川崎市に在住。
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helll
ポスト音響派的なアプローチをみせる“純粋バンド”。メンバーは「the medium necks」の飛田左起代、「minamo」「VOIMA」の安永哲郎、「Irving Klaw Trio」「Hochenkeit」のジェイソン・ファンク、ジェフ・フッチィロ、そして 「asuna」こと嵐直之の5人。
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「 CDs」

2/10〜25 at SuperDeluxe
相川勝 HP

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About「CDs」2007年〜
これらのCDは全てキャンバスに絵具を用いた伝統的な手法で複製されている。複製されたCDにはそれぞれ、作者の肉筆により複製された歌詞、解説文、作者の肉声によりコピーされたCD、が収められている。それらのCDは透明フィルムによりパッケージ化され、製品のようになっている。作品の中に収められているCDには作者による(ミュージシャンへの情熱と尊敬を込めた)熱唱が録音されている。その録音は伴奏などなく、作者の声のみで(アカペラ)オリジナルの楽曲をコピーする事を試みている。

Tips:
私は楽器を弾くことが出来ない
数多くのコピーバンドがあるが、自分が1番コピーが上手い。
私は絵画や彫刻よりも音楽をより愛している。
ミュージシャンにまつわる伝説を聞くのが好きだ。
この作品を作っている時、私は愛し、尊敬しているミュージシャンの様になれる。
私は時々、曲を熱唱している自分をカッコイイと思う時がある。
好きなCD達の中から描くCDを選択するのは大変だが楽しい。
へヴィメタルのCDジャケットはカッコイイと思う。
メタリカ(Metallica)よりメガデス(Megadeth)の方が好き。
いいCDジャケットのCDにはいい曲が多い。
Greatest Hitsは嫌い。
Itune music storeで曲を買った事はない。
日本人はモノマネが上手い。
Ipodは便利だと思う。
パンク/ハードコアの「D.I.Y」精神に共感する。
私の歌は展示会でしか聴くことができない。
これらのCDは、コピーであると同時に、間違いなく私自身であり、私自身の作品である。

LIVE: Aki Onda, Fuyuki Yamakawa, Terre Thaemlitz, helll



Masaru Aikawa Exhibition: 'CDs' (Feb 10 to 25)



Aki Onda


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Aki Onda Photo by Maki Kaoru

Fuyuki Yamakawa


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Terre Thaemlitz


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helll


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Masaru Aikawa Exhibition: 'CDs' (Feb 10 to 25) at SuperDeluxe


Masaru Aikawa HP

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About "CDs" from 2007 work in progress
Those CDs covers are duplicated in acrylic on canvas. Each CD cover is accompanied by handwritten lyrics and inserts, as well as an actual CD on which I have sung the songs myself and recorded them. I have passionately and respectfully duplicated the music a cappella.

Tips:
I can not play any instruments.
There are many copy bands, but I am the best.
I love music more than pictures and sculptures.
I like hearing legends about the musicians.
When I am creating my work, I can be the musicians whom I respect and love.
I sometimes think that I am cool when I sing song ardently.
To choose CDs from my favorites, was difficult but fun.
I think the jackets of Heavy Metal CDs are cool.
I like “Megadeth” more than “Metallica”.
The good jacket has good songs on the CD.
I hate “Greatest Hits”.
I never buy songs from the “iTunes Music Store”.
A lot of illegally copied CDs are sold on the streets of Asia.
I am a Japanese, and a Japanese are good at mimicry.
I think “iPods” are useful.
I love the works of Andy Warhol.
I sympathize with "D.I.Y" mind of the punk / hard core.
It is possible to listen to my song only in the exhibition.
The works of CDs are duplications, but nevertheless are myself, and also my original work of art.


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