Kukikodan空気公団

日増しに寒くなってくる朝。
昼間の太陽の暖かさ。
早く過ぎ去る夕方。
夜の深さ。
季節の中を流れる時間に寄り添う音楽。
空気公団ニューアルバム『春愁秋思』の発売を記念した「LIVE春愁秋思』。
3人から６人編成の新しい空気公団の音楽を、７つの街でお楽しみ下さい。

東京公演は、空気公団3人に奥田健介（ギター）、良原リエ（アコーディオン）、山口とも（パーカッション）を迎え６人編成でお届け致します。

*当日券のご案内：
公演当日の17時30分から番号付整理券の発行を予定しております。
入手されましたら必ず一度ご解散頂きます。
開演15分前の19時15分頃にsdlxにお戻り頂きます。
場内の様子をみながら整理券番号順にご精算頂き、ご入場となります。*

チケットお問い合わせ先：オフィスフワリ
※本公演の前売りチケットは完売致しました。

春愁秋思｜空気公団

春秋の風。
心にまとう空気公団の新作。

空気公団ニューアルバム「春愁秋思」

日増しに寒くなってくる朝、昼間の太陽の暖かさ、早く過ぎ去る夕方、夜の深さ。 新しい空気公団の音楽は、今の季節の中を流れる時間に寄り添う。新作「春愁秋思」を聴いたとき、カーディガンに包まれたときの暖かさを感じた。アルバムタイトルの意味とは違う、反対の印象も併せ持っているように思う。それは、安心感に背中をおされ次の季節に進むような、前向きな印象である。

録音は、空気公団にとっては今までにない手法を試みている。完成をイメージしたデモは作らず、気心の知れた演奏家と幾度のリハーサルを重ね、１つの部屋で同時に録音する。事前にリハーサルでしていたアレンジを録音当日に変更し、瞬間演奏した曲もある。「中心がぶれなければ気持ちは通じる」。イメージはメンバー含め演奏者の心の中にだけあり、目に見えない気持ちを感じながら楽曲を完成させたという。

暮らしの音を盛り込んだインストゥルメンタルの『毎日はカノン』、意味を遠回し（逆まわし）に伝える『日寂（にちさび）』。これら楽曲に決まった言葉はないが、聴き進むうちに、歌詞のある、ないに限らず、今回のデモ（言葉）を持たない録音手法にも『文字のないページ』にある、" 気持ちがあふれたときに言葉が生まれる" という一節があてはまった。

作り込まれた感覚にあふれない。ごく自然に、空気公団の今日を録音したという今作には、安定的な強さと空気公団の新しい可能性を感じた。中心をしっかり持っているからこそカーディガンのような暖かさを生み出せるのか。新しい空気公団の音楽を心をにまとい、これからの季節を歩きたい。

春愁秋思＜しゅんしゅうしゅうし＞
2011年2月16日発売
DDCZ-1735
￥3,200（税込）

01 まとめを読まないままにして
02 春が来ました
03 だんだん
04 毎日はカノン
05 絵の具
06 僕ら待ち人
07 日寂
08 文字のないページ
09 春愁秋思
10 なんとなく今日の為に

春愁秋思performers
山崎ゆかり：Vocal, Chorus, other & Piano
戸川由幸：Bass & Guitar
窪田渡：Synthesizer, Organ & Guitar
奥田健介：Guitar
良原リエ：Accordion & Pianica
山口とも：Drums & Percussion

今回の録音は、構築したデモを再び積み上げる録り方ではなく、弾き語りの楽曲だけがそこにあり、録音メンバーがその場の雰囲気を重ね
見えない気持ちを感じながら完成させたアルバムである＿。

『LIVE春愁秋思』
3人から６人編成の新しい空気公団の音楽を、
７つの街でお楽しみ下さい。
（横浜、千葉、金沢、仙台、大阪、名古屋、東京）