2013/12/11 水曜日水曜日
Hjerteblod (Lifeblood)命の血
Open: 19:30:00 | Start: 20:00 - 23:59
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※ 未就学児は入場出来ませんあらかじめご了承ください
「芸術というのは心の血で生み出すものだ」
Art must be created with one’s lifeblood
– エドヴァルド・ムンク
本公演はノルウェーの画家「エドヴァルド・ムンク」が残した言葉をもとに朗読、音楽、ダンスと、様々な表現手段によってムンク芸術の新たなる本質を描き出します。詩、散文、メモに残された彼の言葉は作品への理解を深くするとともに文章そのものも極めて魅力的な叡智と想像力に満ちています。本公演はそんなムンクの言葉をプロの俳優の語る美しい日本語で充分に味わっていただきます。「エドヴァルド・ムンク」が生誕150年を迎える今年、朗読、音楽、ダンスで描かれるムンクは現代の人々の心にどんな体験をもたらしてくれるのでしょうか? ムンクが残した言葉を巡る冒険のようなこの試みは今年ノルウェー各地で行なわれ大変な好評を博しました。今なお「命の血」が流れ続けるエドヴァルド・ムンクの言葉の世界にどうぞ足を踏み入れて下さい。
出演:
エレン・セーイェシュテード・ボートケル(ハープ)
ラーシュ・リッロ・ステンベルグ(ピアノ)
森 一(朗読)
エラ・フィスクム(ダンス)
オッド・ハンニスダール(ヴァイオリン)
テキスト翻訳:森信嘉
プレリュード作曲:大場陽子
「『命の血』は、ムンクの芸術と言葉にひらめきを得て、ノルウェー屈指の表現者たちを集めて制作されました。ムンクの作品に対する新しい解釈と才能にあふれた公演です。俳優の森 一(もり・はじめ)は、ムンクが「人生について記した日記」からの言葉で本編内の各シーンを開始します。公演全体は朗読、ダンスに加えハープとヴァイオリン、そしてピアノのために新たに作曲された音楽によって成り立っていて、それらはすべてムンクの言葉からひらめいたアイデアを異なった表現方法によって実現しています。『命の血』は、ムンクの芸術と信念を斬新な方法で描き、美しく魅惑的な公演に仕上がったと自負しております。ムンクは自身の日記に「芸術とは心の血で生み出すものだ!」と書き残しています。これこそがこの公演の核となる重要なテーマなのです。」
エレン・セーイェシュテード・ボートケル(『命の血』ディレクター)
[www.hjerteblod.no](http://www.hjerteblod.no)
チケットはe+にて
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前売りチケットの取り扱いは e+ (イープラス)
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予約後、ファミリーマート、セブン-イレブン他 各種コンビ二でも支払い可。
[コンビニ支払い詳細](http://north2.eplus.jp/sys/main.jsp?uji.verbs=GLBW04_Init&uji.id=glbw04&uji.bean=L.apl.web.JOALA20301Bean&faqId=00002291&faqIdEda=22&ZScreenId=GLBW02)
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入場はe+チケットをお持ちの方優先となります。
命の血:ムンクが残した言葉をもとに..
命の血:ノルウェー王国クラゲロ(Kragerø)公演から抜粋
出演者紹介:
エレン・セーイェシュテード・ボートケル(ハープ)
エレン・セーイェシュテード・ボートケルは、ノルウェーにあるほとんどのコンサートホール、舞台、フェスティバルで演奏した後、現在では世界中にその活動の幅を広げています。現在スカンジナビアでも有数のハープ奏者として知られており、ノルウェー音楽アカデミー、ウィーン国立音楽大学、アメリカのインディアナ大学など様々な教育を受けた彼女は現代音楽に精力的に取り組んでいることでも知られスカンジナビアでは大勢の一流作曲家と共演して来ました。また、オスロ・シフォニエッタでハープ奏者を務め、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団と共に世界各地の一流のフェスティバルに参加してきました。これまで8枚のソロ・アルバムを制作し、全く異なるジャンルの作品にゲスト・アーティストとして参加した経験も多く、日本やアメリカ、イギリス、ドイツ、イタリア、ロシア、カナダでもコンサートを開いてきました。この度のムンク公演「命の血」の創始者であり監督も務めています。
ラーシュ・リッロ・ステンベルグ(ピアノ)
ラーシュ・リッロ・ステンベルグはノルウェーで最も優れたアーティストの一人と言われています。バンド「DeLillos」の創始者として知られていますが、彼はまた長年に渡って映画や演劇の音楽を手掛けてきた作曲家でもあります。ノルウェー映画『Buddy and Elling』の音楽も彼の手によるもので、パフォーマーとしても多才でありこれまで行ってきたソロ・プロジェクトも数多く、アルバムも数作品リリースしています。ラーシュ・リッロ・ステンベルグの独特な音楽はノルウェーを代表する音楽家として認知されるほどになっています。
森 一 (朗読/劇団俳優座所属)
大阪生まれ。桐朋学園大学演劇科に学び、在学中千田是也、田中千禾夫に師事。卒業後劇団俳優座に入団。千田是也演出のドイツ、ロシア、英米演劇を中心に活動。同時にマイケル ペニントン、デイビット ルボーなど海外の演出家、劇団等と協働しました。2000年文化庁在外研修員として渡英。王立演劇学校(RADA)にてニコラス バーターに師事。演出法、シェークスピア、アレクサンダーテクニックを学びました。帰国後は劇団内外に活動範囲を広げ舞台、映画出演の他、翻訳、演出とフィールドを拡げ現在に至ります。
エラ・フィスクム(ダンス)
エラ・フィスクムは、5歳のときにトロンハイムでバレエを始め、15歳でオスロ国立芸術アカデミーに史上最年少で入学を果たし、その後サンクトペテルブルグとシュトゥットガルトで学びました。クラシック・バレエの教育を受けたにもかかわらずフィスクムは常に他の表現手段にも関心を抱き、1997年に初めて4人のダンサーと弦楽四重奏団による作品の振り付けを担当し、その3年後にElla Fiskum Danzを創設し、芸術監督を務めています。振付師として、フィスクムは実存主義のテーマに取り組んでいます。「夢と現実の間の緊張関係」や「愛」が、彼女の作品で繰り返し登場するテーマです。素晴らしい視覚効果と明確なコントラストからなる彼女の作品は、視覚的に映画のようだと表現されることが多く、ニューヨークのEMPACで初演された最新作“Triptych 0811″(2012年)は批評家の称賛を受け2013年秋にはトロンハイム交響楽団の生演奏と共に上演される予定となっています。
オッド・ハンニスダール(ヴァイオリン)
オッド・ハンニスダールはNorwegian State Opera & Balletのヴァイオリニストであり、シカダ・ストリング・カルテットの創設者でもあります。ハンニスダールが手掛ける音楽は、現代音楽からクラシック音楽、オペラやタンゴまでと幅広く、彼が設立に中心的役割を果たしたシカダは、現代音楽のレパートリーを取り入れ、ECMのコンテンポラリー・ジャズ・ミュージシャンとの数々のレコーディングをとおして現代弦楽四重奏の境界線を広げるなど、一流の国際的弦楽四重奏団としての地位を確立しています。ノルウェーの現代音楽界での作品に加え、彼はまたノルウェー国立オペラ管弦楽団のヴァイオリニストでもあり、ElectrocutangoとTango for 3という国際的に高い評価を受ける二つのアンサンブルのメンバーでもあります。
大場 陽子(プレリュード作曲)
東京藝術大学大学院修士課程修了。第67回日本音楽コンクール第1位など受賞。武生国際音楽祭からロワイヨモン作曲セミナーに派遣。第22回芥川作曲賞ノミネート。「音楽のある空間づくり」をテーマに様々なスタイルの公演を行う。また、2009年より「生活に寄り添う発酵音楽プロジェクト」を始動。CD「お酒の子守唄」とその音楽で音響熟成させた純米吟醸音楽酒「天音」が発売中。2013年8月には「大地が生み出す産物をテーマにした音楽」を収録したCD「お豆の物語&ゆきむすび」をリリース。作曲家グループ「クロノイ・ プロトイ」 メンバーとしても活動し、企画公演に対してサントリー芸術財団より「第9回佐治敬三賞」を受賞。
協力 ノルウェー王国大使館、Arts Council of Norway
Office for Contemporary Art Norway
鳴子温泉郷観光協会、東鳴子温泉旅館組合
協賛 スカンジナビア・ニッポン ササカワ財団
ノルウェー政府芸術家助成
フライヤーデザイン 永戸鉄也 [www.nagato.org](http://www.nagato.org)
関連公演:
エドヴァルド・ムンク生誕150周年記念公演「命の血」
2013年12月14日(土曜日)
時間: 開場 16:30/開演 17:00
料金: 前売 1500円/当日 2000円/中高生 500円
※ 未就学児は入場出来ませんあらかじめご了承ください
e+チケット:[こちらから](http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002113105P0030001)
会場: 宮城・鳴子温泉 鳴子公民館ホール
住所: 宮城県大崎市鳴子温泉鷲ノ巣85-4
TEL: 0229-82-2101
最寄駅:鳴子御殿湯駅(徒歩1分)
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展覧会情報:
生誕150周年記念 国立西洋美術館所蔵 エドヴァルド・ムンク版画展
会期:2013年12月7日 〜 3月9日
場所:国立西洋美術館/上野公園
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