2014/02/14 金曜日金曜日
Kafka's Ibikiカフカ鼾
Open: 19:00:00 | Start: 19:30 - 23:59
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ジム・オルーク、石橋英子、山本達久の3人が結成した新バンド『カフカ鼾』待望の1stアルバムが2014年1月22日リリース決定。驚愕の1曲37分!人間の閃きがこれでもかと詰まったサウンド・スケープが感動を呼び起こす大傑作「okite」!そしてさらにはこの音源がライブ・レコーディングされた「ジムO六デイズ」を開催したSuperDeluxeにおいてリリース記念ライブを開催!巡り巡り立ち返るその場所は新たな奇跡の夜を呼び寄せる。バンドがもつ一体感と即興演奏の醍醐味が否応無く交差するその真骨頂とも呼べるそのライブ・アクトをどうぞお見逃しなく!
カフカ鼾
![/sdlx/140214-kafkaibiki-Artist.jpg](/sdlx/140214-kafkaibiki-Artist.jpg)
メンバー: ジム・オルーク、石橋英子、山本達久
2013年元日に目覚めたばかりのニューカマー。ジム・オルーク (Synth, Guitar, Guitar) 、石橋英子(Key, Piano)、山本達久 (Drums)という説明無用のトリオ編成。まだ指で数えられるライブ本数ながら全てのライブでオーディエンスを熱狂の渦に巻き込んでいる噂のバンド。100枚限定で即完売したCD-RとBandcampで音源を発表。Bandcampで発売を始めた途端、日本のみならず、海外の音楽サイトで取り上げられるなどすでに世界規模で注目を集めている。
[カフカ鼾 Bandcamp](http://kafkasibiki.bandcamp.com/)
メンバー:
ジム・オルーク
1969年シカゴ生まれ。Derek Baileyの音楽と出会い、13才のジム少年はロンドンにBaileyを訪ねる。ギターの即興演奏に開眼し実験的要素の強い作品を発表、John Faheyの作品をプロデュースする一方でGastr Del SolやLoose Furなど地元シカゴのバンドやプロジェクトに参加、「シカゴ音響系」と呼ばれるカテゴリーを確立する。一方で、小杉武久と共に Merce Cunningham舞踏団の音楽を担当、Tony Conrad、Arnold Dreyblatt、Christian Wolffなどの作曲家との仕事で現代音楽とポストロックの橋渡しをする。1998年超現代的アメリカーナの系譜から『Bad Timing』、1999年、フォークやミニマル音楽などをミックスしたソロ・アルバム『Eureka』を発表、大きく注目される。1999年から2005年にかけてSonic Youthのメンバー、音楽監督として活動し、広範な支持を得る。2004年には、Wilcoの『A Ghost Is Born』のプロデューサーとしてグラミー賞を受賞、現代アメリカ音楽シーンを代表するクリエーターとして高く評価され、ヨーロッパでも数々のアーティストをプロデュースする。また、日本文化への造詣が深く、近年は東京に活動拠点を置く。日本でのプロデュース・ワークとしては、くるり、カヒミ・カリィ、石橋英子など多数。坂田明、大友良英、山本精一、ボアダムスなどとの共同作業や、武満徹作品『コロナ東京リアリゼーション』(2006)など現代音楽に至る多彩な作品をリリースしている。映像作家とのコラボレーションとしてWerner Herzog、Olivier Assayas、青山真治、若松考二などの監督作品のサウンドトラックを担当。ジム自身も映画監督として活動しており、彼の作品は、2004年と2006年にはホイットニー・ビエンナーレ、2005年にはロッテルダム映画祭で「重要作品」として上映されている。ソロとしての最近作『The Visitor』(2009)は『Bad Timing』の現代版と言える密室的ワンマン・アルバムの極致と言える。新しい「知」の探求者としてオルタナティヴ、ポストロック、エクスペリメンタル・ポップ、映画音楽、フリー・ミュージック、ジャズ、アメリカーナ、現代音楽など様々なジャンルの極北を切り開く越境的活動を行ない「現代東京カルチャー」の先導者となりつつある。
石橋英子
茂原市出身の音楽家。大学時代よりドラマーとして活動を開始し、いくつかのバンドで活動。映画音楽の制作をきっかけとして数年前よりソロとしての作品を作り始める。その後、2枚のソロアルバムをリリース。ピアノをメインとしながらドラム、フルート、ヴィブラフォン等も演奏するマルチ・プレイヤー。シンガー・ソングライターであり、セッション・プレイヤー、プロデューサーと、石橋英子の肩書きでジャンルやフィールドを越え、漂いながら活動中。最近では七尾旅人、Phew、タテタカコ、長谷川健一の作品に参加。
[Homepage](http://www.eikoishibashi.net/)
山本達久
1982年生。純アコースティック非エレクトリックドラマー。2003年、一楽儀光(ドラびでお)とのツインドラムハードスカムコアバンド「香港男祭」でRUINS、ガロリンズと共に韓国ツアーを敢行。賞賛と叱責を同時に浴びる。時期を同じく、佐々木匡士、倉地久美夫トリオ(菊地成孔sax/山内桂sax)など、唯一無二の歌い手との共演を重ねる。その時期から、山本精一、内橋和久、知久寿焼(exたま)、灰野敬二などなど数々のミュージシャンと多数セッションを敢行。同時にZu(ITA)、Lightning Bolt(US)、triosk(AUS)、Hans Reichel(GEL)、Gianni Gebbia(ITA)、Roger Turner(UK)など、来日アーティストのTourサポート、他多数にわたるイベントのオーガナイズも山口bar印度洋でこなす。現在では、数々の即興セッションを主軸に、石橋英子とのduoや、ナスノミツル、井上経康とのzggzag!!!、勝井祐二、marronとのプラマイゼロ、田村夏樹、藤井郷子、Kelly Churkoとのカルテット、el-malo柚木隆一郎ソロ音源へのレコーディング、2008年度芥川賞作家であり、歌手でもある川上未映子BANDへの参加、最近では成田宗弘(HIGHRISE)、田畑満(ZENI-GEVA/AMT & TCI)とのGreenFlames、町田良夫steelpanとのユニット「オハナミ」、大友良英、Jim O’roukeと共にカヒミ・カリィ・バンドでの録音や、AxSxE率いるNATSUMENのメンバーでもある等、数々のプロジェクトに参加、企画し、都内を中心に活動。
Release Information:
![/sdlx/140214-Kafuka-CD.jpg](/sdlx/140214-Kafuka-CD.jpg)
カフカ鼾「okite」
2014.01.22 発売
PECF-1086 felicity cap-189
定価:2200円 + 税
収録曲:1. okite
カフカ鼾から届いた初のアルバムは完全即興で演奏された全1曲37分のインストゥルメンタル・アルバム。六本木SuperDeluxeで開催された珠玉の6日間ぶちぬき企画「ジムO六デイズ」にてライブ・レコーディングされた音源をジム・オルーク自身がミックスしました。ジム・オルークのシンセ,・ギター、石橋英子が奏でるピアノ、そして山本達久のドラム、まさに創造の源流とも言えるインプロヴァイゼーションは奇跡的な音世界を築き上げています。非常に繊細であり、はたまた誰よりもロック魂に溢れるこのトリオだからこそ導き出されたこの音のストーリーにきっと何度もハッとさせられることでしょう。
すでに各地でのフレッシュなライブが大きな反響を呼んでいるこのトリオ。緊張感あるミニマルでアンビエントなサウンドが、三者の呼吸と共にみごとなまでに美しさを増していきます。そして何かが少しずつ目覚めるように、グルーブが波打ち、到達する高揚感は、ロック・ミュージックのカタルシスをも持ち合わせています。彼らはバンドと即興演奏の醍醐味を両方持ち合わせている不思議なグループでもあります。永遠と続く反復の中にも息遣いのような揺れが、言葉にできない感動を呼び起こします。ロックが好きな方からECMの諸作を含むジャズファンなど、ジャンルを軽々飛び越え、多くのリスナーが楽しめるはず。イメージを湧き立てる澁谷征司の写真と木村豊(Central67)のアートワークにも注目です。彼らが演奏していた一瞬も、私たちがベットルームで聴いているこの瞬間も、音の体験こそが新たな目覚めとなりうるでしょう。この音楽の掟はただ一つ、映画を見るようにエンディングを迎えるまで、37分間のサウンド・スケープを楽しんでください。
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