- 間、或いは行間 -

2014/11/08 土曜日

How to Count One to Ten Release Tour Final– 間、或いは行間 –

Open: 18:30:00 | Start: 19:30 - 23:59

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ポストロックバンド『How to count one to ten』の2014年10月8日発売3rdEP『Method of slow motion』の発売記念ツアー・ファイナルイベント。
落語とオーディオドラマ、そしてポストロックのコラボレーション

『間、或いは行間』によせて –立川吉笑–
落語家である自分が『 間 』に意識を向けることは必然的なことだと言える。1人で何役も演じ分けながらほとんど言葉だけでもって自分が思い描く情景を聴き手に伝えるためには『 間 』の使い方がとても重要になってくるからだ。落語家は常々『どのように喋るか』についてと同じくらい、『どのように喋らないか』について考えている。

 本名竜也が『興幻』と名付けた彼独特の表現方法は言ってしまえばオーディオドラマのようなものだ。彼もまた落語家と同じく1人で何役も演じ分けるのだが、落語と違う点は色々な機材を使用する点と、所作を全く利用しない点である。聴衆の想像力にすべてを委ねようと、「目を閉じながら観て欲しい」とまで言い放つ彼の『興幻』は落語以上に『 間 』について敏感なのは間違いない。

 それではHow to count one to tenの『 間 』はどこにあるのか。
 一度観れば分かると思うが、彼らのライブには独特の緊張感がある。3本のギターとベースとがまるでドラムと向き合う様なポジションで繰り広げられる演奏は、客である我々がいる「外側に向けて」でなく、「内側に向けて」繰り広げられているような気さえする。
演奏を引っ張っていくリードパートがおらず、全パートが脇役としてひとつの主題となるメロディを作り出すためには相互間の同期率が重要になってくる。それこそ1小節の中の1拍、さらには0.5拍、さらには0.25拍と、究極的には無限小の世界まで同期の精度を高めることを目指して彼らは内向きで演奏をしているのだ。
その『 間 』を捉えることが、彼らのMethod of slow motionなのかもしれない。

 『間、或いは行間』ではそんな三者三様の『 間 』の捉え方を体感して頂けるだろう。

LIVE:
How to count one to ten
落語家:立川吉笑
興幻師:本名竜也

チケットはe+にて
9月18日 10:00 発売開始!
e+のチケット購入法:
前売りチケットの取り扱いは e+ (イープラス) [PC / スマホ / 携帯](http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002137839P0030001)
予約後、ファミリーマート、セブン-イレブン他 各種コンビ二でも支払い可。
[コンビニ支払い詳細](http://north2.eplus.jp/sys/main.jsp?uji.verbs=GLBW04_Init&uji.id=glbw04&uji.bean=L.apl.web.JOALA20301Bean&faqId=00002291&faqIdEda=22&ZScreenId=GLBW02) 
又はファミリーマート[店頭端末「Famiポート」で直接購入](http://north2.eplus.jp/sys/main.jsp?uji.verbs=GLBW04_Init&uji.id=glbw04&uji.bean=L.apl.web.JOALA20301Bean&faqId=00002469&faqIdEda=03&ZScreenId=GLBW02)

『間、或いは行間』

出演者リンク:

本名竜也
![/sdlx/141108-honna.jpg](/sdlx/141108-honna.jpg)
“興幻”
聴覚のみを通じて脳内にイメージや物語を現出させる芸。
「◎し手(まわして)」は機器により変声させた声や自然音など様々な音を発する。「聴き手」は目を瞑り視覚を遮って耳を澄ませる。「◎し手」と「聴き手」が音のみを媒介に思念を感じ歩み寄ろうとする事によって喚起される記憶、感覚、幻夢のごときイメージが脳内に湧き興り空間を起ち上げる。

“興幻”を演る本名竜也は肩書を“興幻◎し”(きょうげんまわし)と名乗り、その独創かつ根源的な芸を通じて 現代の河原者的活動 を行っている。
[本名竜也 Homepage](https://twitter.com/honnatatsuya)

立川吉笑
![/sdlx/141108-Tatekawa.jpg](/sdlx/141108-Tatekawa.jpg)
落語立川流二ツ目。2010年11月、立川談笑に入門。2012年4月、二ツ目昇進。従来は4年から5年、最長記録で16年半という立川流の前座修行をわずか1年半でクリア。古典落語的世界観の中で、現代的なコントやギャグ漫画に近い笑いの感覚を表現する『擬古典<ギコテン>』という手法を得意とする。フジテレビでの深夜番組『噺家が闇夜にコソコソ』若手大喜利コーナーにレギュラー出演中。また、メールマガジン『水道橋博士のメルマ旬報』にて『立川吉笑の現在落語論』を連載中。
[立川吉笑 Homepage](http://tatekawakisshou.com/)

How to count one to ten
![/sdlx/141108-howto.jpg](/sdlx/141108-howto.jpg)
異例のロングセラーとなった前作、2ndEP『Blue Building Blocks』から丁度 2 年、 How to count one to ten 待望の新作、3rdEP『Method of slow motion』を 2014 年 10 月 8 日に自主レーベル kiwiport から全国発売する。クリーントーンに重きを置き、エフェクターを使用しないギター3本の旋律は、居心地良くもどこか棘のある感覚を呼び起こす。建築的に構築される楽曲はポップだが複雑という相反する要素を携えており、癖になるポストロックミュージックである事は間違いない。日本が世界に誇る数少ないインストバンドである。
[How to count one to ten](http://howtocount1to10.com/)

LIVE: How to count one to ten Tatekawa Kisshou (Rakugo) Kougen-shi:Honna Tatsuya e plus Ticket: Sep 18 10:00 Advance Tickets will be available online from: e+ (eplus) [PC / Smart Phone / mobile](http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002137839P0030001) Also OTC in Family Mart and Seven Eleven. 『間、或いは行間』 Artist LINK: Honna Tatsuya ![/sdlx/141108-honna.jpg](/sdlx/141108-honna.jpg) [Honna Tatsuya Homepage](https://twitter.com/honnatatsuya) Tatekawa Kisshou ![/sdlx/141108-Tatekawa.jpg](/sdlx/141108-Tatekawa.jpg) [Tatekawa Kisshou Homepage](http://tatekawakisshou.com/) How to count one to ten ![/sdlx/141108-howto.jpg](/sdlx/141108-howto.jpg) [How to count one to ten](http://howtocount1to10.com/)

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