2016/09/06 火曜日火曜日
FENNESZ O'ROURKEFENNESZ O’ROURKE
Open: 19:00:00 | Start: 20:00 - 23:59
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出演:クリスチャン・フェネス & ジム・オルーク
フェネス、オルークによるふたりだけの夜が二年ぶりに実現。今年、作品もリリース、さらなる洗練を魅せるこのふたりによる二年ぶりのワンマンライブ。この日は音楽の喜びと真のアーティストのみが奏でる豊かな対話に身を委ねながら新たなる響きを探求するような刺激的な一夜となるのではないでしょうか?どうぞお見逃し無く。
クリスチャン・フェネス&ジム・オルーク
I Just Want You To Stay
フェネス&オルークによる初のデュオ作品。
2016年Editions Megoよりリリース。
2015年9月、神戸、京都、東京にて録音。
出演者詳細:
クリスチャン・フェネス
![/sdlx/131115-Fennesz.jpg](/sdlx/131115-Fennesz.jpg)
フェネスはギターとコンピューターを用いて、揺らめき、渦を巻くような、レンジの広い、複雑な音楽性を持った音を作り上げます。「陳腐な表現や、あらゆる物理的限界とは無縁のエレキギターの音を想像してほしい、そこには大胆で新しい音楽の言語が形作られているのだ」 -(City Newspaper紙、アメリカ)。彼のみずみずしく、輝くような作品には、得てして独創性に乏しくなりがちなコンピューター上での単なる実験からは程遠く、まるで、熱帯雨林の昆虫や自然の大気現象を望遠鏡で覗いたかのような繊細な風景を録音したもののようであり、固有のナチュラリズムが宿っていると言えるでしょう。
[クリスチャン・フェネス オフィシャルサイト](http://www.fennesz.com)
ジム・オルーク
![/sdlx/141202-JIM.jpg](/sdlx/141202-JIM.jpg)
1969年シカゴ生まれ。Derek Baileyの音楽と出会い、13才のジム少年はロンドンにBaileyを訪ねる。ギターの即興演奏に開眼し実験的要素の強い作品を発表、John Faheyの作品をプロデュースする一方でGastr Del SolやLoose Furなど地元シカゴのバンドやプロジェクトに参加、「シカゴ音響系」と呼ばれるカテゴリーを確立する。一方で、小杉武久と共に Merce Cunningham舞踏団の音楽を担当、Tony Conrad、Arnold Dreyblatt、Christian Wolffなどの作曲家との仕事で現代音楽とポストロックの橋渡しをする。1998年超現代的アメリカーナの系譜から『Bad Timing』、1999年、フォークやミニマル音楽などをミックスしたソロ・アルバム『Eureka』を発表、大きく注目される。1999年から2005年にかけてSonic Youthのメンバー、音楽監督として活動し、広範な支持を得る。2004年には、Wilcoの『A Ghost Is Born』のプロデューサーとしてグラミー賞を受賞、現代アメリカ音楽シーンを代表するクリエーターとして高く評価され、ヨーロッパでも数々のアーティストをプロデュースする。また、日本文化への造詣が深く、近年は東京に活動拠点を置く。日本でのプロデュース・ワークとしては、くるり、カヒミ・カリィ、石橋英子など多数。坂田明、大友良英、山本精一、ボアダムスなどとの共同作業や、武満徹作品『コロナ東京リアリゼーション』(2006)など現代音楽に至る多彩な作品をリリースしている。映像作家とのコラボレーションとしてWerner Herzog、Olivier Assayas、青山真治、若松考二などの監督作品のサウンドトラックを担当。ジム自身も映画監督として活動しており、彼の作品は、ホイットニー・ビエンナーレ、ロッテルダム映画祭で「重要作品」として上映されている。ソロアルバム『The Visitor』(2009)は『Bad Timing』の現代版と言える密室的ワンマン・アルバムの極致と言える。新しい「知」の探求者としてオルタナティヴ、ポストロック、エクスペリメンタル・ポップ、映画音楽、フリー・ミュージック、ジャズ、アメリカーナ、現代音楽など様々なジャンルの極北を切り開く越境的活動を行ない「現代東京カルチャー」の先導者となりつつある。2015年に13年半ぶりとなるヴォーカル・アルバム『Simple Songs』をリリース。海外の多くのメディアでベストアルバムに選出されている。
[ジム・オルーク Bandcamp](http://steamroom.bandcamp.com)
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