2016/09/27 火曜日火曜日
zeitkratzer × Keiji Hainoツァイトクラッツァー × 灰野敬二
Open: 19:30:00 | Start: 20:00 - 23:59
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Live: ツァイトクラッツァー × 灰野敬二
七つの日より (カールハインツ・シュトックハウゼン, 1968)
「音楽、とりわけ新しい音楽は、絶え間ない汚染を通して発展する」とし、ルー・リードからクセナキスまで、フォークソングからノイズまでジャンルを超えるどころか無化するレパートリー、縦横無尽のコラボレーション、ユニークでクオリティの高い幾多の音源で知られる9人のミュージシャンと2人のテクニシャンのアンサンブル、ツァイトクラッツァー。演奏家の側から「現代音楽」を再定義する、彼らのインディペンデントな活動の一端をご紹介します。初来日公演。
一端とは言っても、zeit – kratzer — 時代の – 掻き傷/時代を – 引っ掻く者 — の世界観と実力をお伝えするには、少なくとも3公演は必要です。彼らの幾多のコラボレーターの中でも灰野敬二とテーリ・テムリッツが住む日本ならではのプログラムとなりました。
灰野敬二とのコラボレーションによるカールハインツ・シュトックハウゼンの「直観音楽」(ルール・トリエンナーレで2011年に初演)、精密かつ豊かなジェームズ・テニーの音響世界に特化したプログラム、そして2000年から続いているテーリ・テムリッツとのコラボレーションによるエレクトロニック・ミュージックのアコースティックな解釈=演奏。2名のチェリストを迎えて低音増強したメンバー構成で挑みます。ぜひ3日通してご体験ください。
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[Sound Live Tokyo Homepage](http://www.soundlivetokyo.com/)
チケットは [Peatix](http://slt160927.peatix.com/view) にて発売中!
出演者詳細:
ツァイトクラッツァー
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1997にラインホルト・フリードルによって結成。さまざまな音楽的コンテクストの社会的弁別を顧みない活動スタイルを確立し、コラボレーションの相手はズビグニエフ・カルコフスキーやメルツバウなどのノイズ・ミュージシャン、ウィリアム・ベネット(ホワイトハウス)やルー・リードなどの実験的ロック・ミュージシャン、テーリ・テムリッツやポーランド・ラジオ実験スタジオ(PRES)の作曲家たちなどのエレクトロニック・ミュージシャン、エリオット・シャープや灰野敬二などのラディカルなインプロヴァイザーと幅広く、また、シェーンベルクやバッハの再解釈、ドイツのフォーク・ミュージックへの取り組み、ジェームズ・テニー、アルヴィン・ルシエ、カールハインツ・シュトックハウゼンなどの作品の演奏と、現代音楽の新しい実践を進めている。ユニークなアプローチ、各メンバーの高い演奏能力、プロジェクトのインディペンデントな展開、そして並外れた音楽的・音響的クオリティで国際的に評価される。東京公演のメンバーは、ラインホルト・フリードル(芸術監督・ピアノ)、フランク・グラトコフスキ(クラリネット・サックス)、エレナ・カカリアグゥ(フレンチホルン)、ヒラリー・ジェフリー(トロンボーン)、モーリス・ド・マルタン(パーカッション)、ブルクハルト・シュロタウアー(ヴァイオリン)、エリザベス・フューゲマン(チェロ)、ノラ・クラール(チェロ)、ウーリ・フィリップ(コントラバス)、マルティン・ヴルムネスト(音響)、アンドレアス・ハーダー(照明)。
灰野敬二
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1952年生まれ。アントナン・アルトーに触発され演劇を志すが、ザ・ドアーズに遭遇し音楽に転向。初期ブルース、ヨーロッパ中世音楽から内外の歌謡曲まで幅広い音楽を検証し吸収。1970年、エドガー・アラン・ポーの詩から名を取ったグループ「ロスト・アラーフ」にヴォーカリストとして加入。また、ソロで自宅録音による音源制作を開始、ギター、パーカッションを独習する。1978年にロックバンド「不失者」を結成。1983年から87年にかけて療養のため活動休止。1988年に復帰して以来、ソロのほか多様な形態で国際的に活動を展開。ギター、パーカッション、ハーディ・ガーディ、各種管弦楽器、各地の民間楽器、DJ機器などの性能を独自の演奏技術で極限まで引き出しパフォーマンスを行なう。170点を超える音源を発表し、確認されただけでも1500回以上のライブ・パフォーマンスを行なっている。
主催:PARC – 国際舞台芸術交流センター
平成28年度文化庁国際芸術交流支援事業
助成:アーツカウンシル東京 (公益財団法人東京都歴史文化財団)、ドイツ連邦共和国外務省
協力:東京ドイツ文化センター
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