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公式イベント [Pick Up] アルヴィン・ルシエ/エヴァー・プレゼント・オーケストラ/オーレン・アンバーチ Alvin Lucier & Ever Present Orchestra DAY 2 [Record/Book Release]

カテゴリ: 音楽

タグ: Acoustic | Classical | Electronica | Experimental | Japan Premiere | Minimal | Performing Arts | 来日公演

開場 19:00 / 開演 19:30

料金 前売3500円 / 25歳以下 2500円 (要身分証明証) / 当日4000円(ドリンク別)

Alvin Lucier, Ever Present Orchestra and Oren Ambarchi
Photo: Alvin Lucier performing Sferics (1981), Middletown, Connecticut, late 1980s, courtesy Alvin Lucier and Tilton Gallery, New York

出演者:
アルヴィン・ルシエ
ベルンハード・リートブロック(エレキギター)
オーレン・アンバーチ(エレキギター)
ゲイリー・シュマルツ(エレキギター)
ヤン・トーベン(エレキギター)
フェリックス・プロフォス(ピアノ)
トレヴァー・セイント(グロッケンシュピール)
レベッカ・ティース(バイオリン)
クリスティーナ・モーザー(バイオリン)
セシル・フォンデンワール(バイオリン)
アザット・フィシュヤン (バイオリン)
バレンタイン・ミショー(サックス)
ジョアン・ジョルディ・オリバー・アルコス (サックス)
チャールズ・ン(サックス)

プログラム​:
Alvin Lucier: Criss Cross - Oren Ambarchi & Gary Schmalzl
Alvin Lucier: Hanover - Ever Present Orchestra
Alvin Lucier: Tilted Arc ​- Ever Present Orchestra
休憩
Alvin Lucier: I am Sitting in a Room - Alvin Lucier
アルヴィン・ルシエ『Illuminated by the Moon』Box setサイン会

主催:スーパー・デラックス
ご協力:チューリッヒ芸術大学(ZHdK)
Special thanks: Antibodies Collective、京都大学 西部講堂連絡協議会、在日スイス大使館
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関連イベント
4月1日(日)京都大学 西部講堂
Antibodies presents Alvin Lucier & Ever Present Orchestra
4月3日(火)東京 スーパー・デラックス
アルヴィン・ルシエ&エヴァー・プレゼント・オーケストラ DAY 1

エヴァー・プレゼント・オーケストラ Ever Present Orchestra
エヴァー・プレゼント・オーケストラは、アルヴィン・ルシエによって作曲された類稀なる作品群の演奏に特化した演奏家集団です。オーケストラはルシエによるビート・パターン(共振現象)に重点を置いた楽器音楽を、4人のエレキギター奏者、3人のサクソフォン奏者、4人のバイオリン奏者とピアニストという珍しい楽器構成で、幅広い聴衆に届けようとしています。古典西洋音楽の演奏者たちと並んで、ステファン・オマーリーやオーレン・アンバーチなど、ルシエの作品を独自に解釈してきた演奏家たちの存在により、アンサンブルは従来の現代音楽シーンよりも広いオーディエンスにアピールすることに成功しています。

アルヴィン・ルシエ Alvin Lucier
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20世紀後半のアメリカ音楽の最たる代表者としてのアルヴィン・ルシエの先駆的研究は、通常は聞こえない音を可聴化する試みとして最も顕著とされるが、何よりも非常に特異な形で音を可視化したり、空間を有形化するその手法において特徴的である。1950年代を通じて彼の作曲法は欧州の古典的な技法を軸としたが、1965年に始まったライヴ・エレクトロニクスの時代から1982年に至るまで、ルシエの楽曲は全て言葉によって表されていた。これらの言葉は伝統的な意味における音楽的概念のコード化として理解されるのではなく、音の現象、もしくは音響的に生成される現象を明らかにする集中的な実験状況の設定として理解されるべきである。1970年代に始まったサイン波を使った作品群のさらなる発展を遂げ、1982年以降の古典的楽器のための楽曲群は、かつての電子的に育成された音波と古典的な楽器の音波の干渉によって導き出される状況の研究を基礎とした作曲方法の延長線上にあるといえる。伝統的な演奏の技術、表記法、通常のコンサートといった場面への復帰、親しみ深い環境や楽器を使用することは、これらの楽曲が音楽の通念を大きく逸脱したルシエの根本的な美学を際立たせる作用を意図して作られていることを表している。ルシエの作曲に関して特に強調すべきは、「概念は物事のなかにしか存在しない」ということ、言い換えれば、それは空間そのものに内在する概念の解放性という、古典芸術のロマン主義や従来の音楽の概念を逸脱した眼差しであり、ルシエの実験的な楽曲群は、音という現象、そして知覚そのものを如何に知覚するかということについて絶えず言及している審美的な反射である。(Photo by Krisanne Johnson)

ベルンハード・リートブロック Bernhard Rietbrock - Ensemble Director
チューリッヒ芸術大学理論学研究所に所属する研究員、音楽家、プロデューサー。 スイス国立科学財団(SNF)の研究プロジェクト「Reflexive Experimental Aesthetics after Alvin Lucier」を率いる。 2016年、エヴァー・プレゼント・オーケストラを設立、同オーケストラの芸術監督を務める。

トレヴァー・セイント Trevor Saint - Glockenspiel
トレヴァー・セイントはグロッケンシュピールのために新しく作曲された音楽の演奏家です。拡張された帯域を有する楽器のための最初のソロ作品の演奏活動のほか、クリストファー・バーンズ、ジェフ・ヘリオット、マット・サージェント、アルヴィン・ルシエといった作曲家たちと定期的に、様々な形式で活動を共にしています。Tanngrisnir(コンピュータ制御の照明とアルゴリズムによってカットアップされるビデオ投影のデュオ)、Skewed and Such(共鳴する金属やリアルタイム・プロセッシングの繊細な領域を探るデュオ)の一員としても演奏活動中。

オーレン・アンバーチ Oren Ambarchi - Guitar
オーレン・アンバーチは、器楽音楽に関わる従来のアプローチを超越することに長年の関心を抱いているマルチ・インストゥルメンタリストである。彼の作品は主にギターの探求に焦点を当て、その楽器をエイリアン的抽象化の領域に再ルーティングすることで、楽器自体が容易には識別できない形態の音楽、もしくは拡張された音響実験のための環境を創出してきた。

Box set: アルヴィン・ルシエ『Illuminated by the Moon』
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Held in October of 2016, a festival at the Zurich Academy of the Arts (ZHdK) celebrated Alvin Lucier’s 85th birthday. ZHdK’s festivities covered one week of concerts, installations, workshops, and symposiums spanning the disciplines of composition, music theory, musicology, sound studies, aesthetics, critical theory, and art history. This evening sees the publication of documents from the festival combined in a box set that includes four LPs (12“/ 180 gram), a CD, as well as a discursive publication of essays, interviews, articles and archival photos edited by Bernhard Rietbrock.
終演後、アルヴィン・ルシエ『Illuminated by the Moon』のサイン会行います。

プログラム詳細

I Am Sitting in a Room (1969)
for voice and electromagnetic tape

「私は部屋に座っている」(1969)のアイデアは「Chambers」から派生したもので、ルシエはその体験を通じて、すべての部屋には独自の周波数特性があるということを発見しました。エドモンド・デワン氏がルシエにブランデイス大学で語っていた、特定の再録音の方法を通してスピーカーをテストするAmar G. Boseの方法にも触発されました。簡単に言えば、特定の空間における録音と再生の繰り返し作業は、その空間特有の共鳴周波数を明らかにするということであり、「私は部屋に座っている」の場合、プロセスの始めに記録されたスピーチは最終的には認識不能となります。
『私は今あなたと違う部屋に座っています。私は自分の話し声を録音しています。部屋の共鳴周波数がそれ自身を強化していくことによって、リズムの要素のみを除いて私の話し声が完全に破壊され消滅するまで、録音と再生を繰り返します。その時点であなたが聞くものは、私の話し声によって表現された部屋の自然な共鳴周波数そのものであります。私はこの運動を、私の話し声が持つ帯域の不規則さを滑らかにする方法として考え、この現象自体を明らかにすることを意識してはいないのです。』
Alvin Lucier: Reflections/Reflexionen Interviews, scores, writings 1965–1994 Interviews, Notationen, Texte 1965–1994 Second Revised Edition Zweite überarbeitete Auflage English/German Edition Englisch/Deutsche Ausgabe Köln 2005, p. 312.

Criss-Cross (2013)
for two electric guitars

パフォーマンスの過程のなかで、2人のギタリストが半音の幅を上下にスイープします。 1 人のプレーヤーが上のピッチで始まり、下の方向にスイープする一方で、もう一人のプレーヤーは下のピッチに始まり、上の方向にスイープします。すれ違うポイントで共振現象を聴くことが出来るので、プレーヤー同士はユニゾンからピッチが離れていくにつれてスイープする速度を上げていきます。特定の音響的条件の下では、音波はスピーカからスピーカへ、より高いピッチの方向に回転するように聞こえるのです。「Criss-Cross」はステファン・オマーリーとオーレン・アンバーチのために作曲されました。

Hanover (2015) 【ジャパンプレミア 京都 4月1日
for violin, 2 saxophones, 3 banjos, piano and bowed vibraphone
adapted for the Ever Present Orchestra

パフォーマンスの過程でE-Bow(電磁石を使い弦を共振させる装置)を使う3人のバンジョー奏者が、1オクターブと6の範囲で上下にスイープします。5人の楽器演奏者は、音波が同調するときに起こるビーティング現象と、スイープする音波に対しての音を発声することで生み出される干渉のパターンを演奏します。「Hannover」はCallithumpian Consortのために作曲されたのち、エヴァー・プレゼント・オーケストラの楽器群に適切化されています。

Tilted Arc (2018) 【ジャパンプレミア 京都 4月1日
New piece by Alvin Lucier composed for the extended line-up of the Ever Present Orchestra including Trevor Saint on Glockenspiel

この作品のタイトルはリチャード・セラのインスタレーション作品「Tilted Arc」(傾いた弧)を参照しています。「Tilted Arc」は1981年から1989年までの間、マンハッタンのフォーリー・フェデラル・プラザに展示され、激しい論争を呼んだパブリック・アート・インスタレーションでした。その作品は長さ約37メートル、高さ3.7メートルの未塗装の状態のままの頑丈なCOR-TENスチール製のプレートから成っていました。辛辣な公開討論の後、連邦訴訟の結果として1989年に彫刻は撤去され、芸術家の望みによってそれ以来公開されたことはありません。

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#LucierEPO

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