Marta IzquierdoMarta Izquierdo

Marta Izquierdo: Chair de poule

Contemporary dance, Movida and bad taste!

マルタ・イスキエルド、砂山典子、渕上順子「トリハダサングリア！！」
スペイン出身のダンサー、マルタ・イスキエルドとダム・タイプの砂山典子のパフォーマンスと渕上純子の音楽による「変容」と「露呈」に関する共同プロジェクト。

カルメン・ワーナー、カトリーヌ・ディヴェレス、フランソワ・ヴェレの元で踊った後、2008年に自身のカンパニーlodudo] producciónを創設したマルタ・イスキエルド。20歳から国内外にてC.Snatch Zの名や、あるいは美術家集団[ダム・タイプのメンバーとして活躍する砂山典子。また作詞作曲家でヴォーカリストでもある渕上純子 (ふちがみとふなと、JB)。「トリハダサングリア！！！」と題されたこの公演では彼女たち3人の新作「Rojoロッホ」とマルタのソロ作品「She’s Mineシーズ・マイン」をご紹介します。

「Rojoロッホ」は、3人がそれぞれ異なったやり方やコンテクストで「変容」と「露呈」に関する共同プロジェクトです。彼女たちが嘲るのは、互いを結びつけるものと分離するもの、そして不可避な食い違いです。またこれは、1980年代にスペインと日本で現れた、ふたつのカウンターカルチャーの出会いでもあります。

2008年アヴィニヨン演劇祭のためにマルタが創作した「She’s Mineシーズ・マイン」が見せるのは、「ハンドメイド」で作られた束の間の大衆的スターへの当てこすりです。雌鶏を従えたこのソロ作品は、80年代初頭スペインで起きたムーヴメント「Movida」の精神、遊び心、そしてバッドテイストを強く刻み込んでいます。

共催:
東京日仏学院
セルバンテス文化センター東京

後援:
カルチャー・フランス