"New" communication arts project philosophy × dance「新」コミュニケーション芸術プロジェクト　哲学×ダンス

異色のコラボプロジェクト始動。「哲学 x ダンス」

哲学とアートの底にあるもの――
それは人間の「欲望」。

「欲望中心点変化ノ哲学原理」（＊）からインスピレーションを得た、ダンス・ファッション・音楽シーンを牽引する各界の気鋭アーティストらが、お互いの解釈／表現をぶつけ合う野心的なコラボレーション作品をお届けします。

哲学解釈の身体表現に挑むのは、舞踊界で独自の存在感を放つダンサー・苫野美亜。

その即興的な「動き」に映像と音楽をシンクロさせ、異空間を演出するのは、アートとテクノロジーを横断しつづける音楽家／プログラマー・梶原洋平。

総合プロデュースは、「SEKAI NO OWARI」など、数々の有名アーティストの衣裳を手がけ、パリのL’ECLAIREURでも取り扱われるブランド、Dr. Frankenのプロデューサー・外所一石。

哲学者・苫野一徳を制作協力にむかえ、難解な哲学を、原始的な身体と最新のテクノロジーによって、五感にダイレクトに訴えかけるアート作品へと昇華させる――そのスリリングな夜をご堪能ください。

（＊）「欲望中心点変化ノ原理」
人間の欲望は“中心点”を持つ。そしてそれは、変えることができる。18世紀フランスの哲学者、J＝J・ルソーらが唱えた、人間的「幸福」の秘訣。

【プログラム】
第１部：ダンスパフォーマンス
第２部：トークショー「哲学×アート」

出演:
苫野一徳
苫野 美亜
梶原 洋平
外所 一石

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お問い合わせ:
[苫野美亜 miatomano@yahoo.co.jp](mailto:miatomano@yahoo.co.jp)

アーティスト詳細:

苫野一徳 （Ittoku Tomano）
哲学者・教育学者
１９８０年生まれ。早稲田大学教育・総合科学学術院助手などを経て、現在熊本大学講師。博士（教育学）。著書に、『子どものころから哲学者』（大和書房）、『「自由」はいかに可能か―社会構想のための哲学』（NHKブックス）、『教育の力』（講談社現代新書）、『勉強するのは何のため？―僕らの「答え」のつくり方』（日本評論社）、『どのような教育が「よい」教育か』（講談社）などがある。NHK「ニッポンのジレンマ」、日テレ「NexT」、TEDx Tokyo yzなどにも出演。

苫野 美亜（Mia Tomano）
舞踊家
兵庫県出身、横浜市在住。4才より山口けい子バレエスクールにてクラシックバレエを始める。95年、山本禮子バレエ団附属研究所に入所。関田和代に師事。常磐高等学校バレエ科卒業後、山本禮子バレエ団に入団。02年NBA全国バレエコンクールシニアの部第2位受賞。「NDT-キリアンフェスティバル2002（ポロネーズ／振付：イリ・キリアン、指導：中村恩恵）」に出演。07年より中村恩恵が主宰する「Dance Sanga」にて活動。中村恩恵作品「Symphoney of sorrowful Songs」 「The Well-Tempered」「ROSE WINDOW」「O solitude」などをレパートリーにもつ。中村恩恵主催公演、ダンスサンガ・カマラード「Songs of Innocence and of Experience（無心と体得のうた）」に出演。新国立劇場バレエ団はじめ全国のバレエ団やバレエスクールで中村恩恵作品の振付アシスタントやコーチングを数多く務める。12年、自身の振付作品「Direction of Light」を発表。好評を得、日本バレエ協会クリスマス公演で再演される。13年より若手育成を目的とした「ジュニアのためのコンテンポラリーダンスワークショップ」を継続的に開催。14年、テアトルフォンテ・アズビル・アワード受賞。初の主催公演「Dance Performance LIVE~Opening to unknown～」を開催。

梶原 洋平（Yohei Kajiwara）
音楽家、プログラマー
映画「アポロ13」の影響で宇宙工学を目指し、2000年東北大学工学部に入学。2004年工学部量子エネルギー工学科卒業。2001年、プロサックス奏者としてバンドLONG SHOT PARTYに参画。Limited Records, R&C Recordsを経て、DefStar Recordsからメジャーデビュー。通算5枚のシングル、6枚のアルバムをリリースし、 「NARUTO」や 「続・夏目友人帳」のOP、 2009年「スカパー！Jリーグ中継オフィシャルソング」など、数多くのタイアップでヒットを出し、2010年末まで活動する。バンドの解散後はクリエイティブディレクターとして2011年からクリエイター集団agehaspringsに参加。様々な作品の企画・制作に携わる。またその一方で、モーションセンサーやプログラミングなどを用いたメディアアート／インタラクティブアートの領域でも活動し、2014年からはテクノロジーとアートを用いたインタラクティブ広告制作会社BIRDMANにプログラマー・デバイスデザイナー・サウンドデザイナーとして参画。現在に至る。

外所 一石（Isseki Todokoro）
Dr.Franken プロデューサー
1979年東京都生まれ。幼少期をペルー・グァテマラ・ヨルダンで過ごす。 2003年 青山学院大学卒業後、同年に人間・時間・空間の「間（マ）」を演出・プランニングする(有)トリプルイー企画設立。Dr.FrankenやFUGAHUMなどのアパレルブランドのプロデュースから大手メーカブランドへのブランディングや、ファッション・アート業界のイベントのディレクションなどマーケティングから商品開発、WEB、内装まで手がける。