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core of bellsは今年度、新メンバーを招集しツインドラムの大編成バンドとして、新たなライヴ・プロジェクトを始動します。僕たちは、2014年の月例企画「怪物さんと退屈くんの12ヶ月」から得た手応えのひとつとして、大編成でのアンサンブルに可能性を感じていました。ブラックホールまでぶっ飛ばす厚みの破壊力と、フレキシブルで緻密なデザインを併せ持ちながらも、従来の大編成バンド像にとらわれない試みを宿した音楽を発表して行きます。

出演:
core of bells
空間現代

DJ：佐々木敦

出演者詳細:

core of bells
![/sdlx/150620-core-of-bells.jpg](/sdlx/150620-core-of-bells.jpg)
2003年に湘南で結成。四方八方に飛び散ろうとする音楽性を乾いた手管で練り込んだ屋台骨が、生まれ育った湘南の気候をたっぷり反映させた舞台演出により、船幽霊の柄杓的に沈められた果ての藻くずを体現する5人組。録音、映画制作、ワークショップ、お泊まりキャンプ、ホルモン屋及びホームセンターのフィールドワークなど、そのつまみ食い的な活動はほかに類を見ない。2014年には六本木SuperDeluxeにて自主企画『怪物さんと退屈くんの12ヶ月』を毎月開催。本年7月頃に、それらをまとめた展示や映像の上映会を行う予定。

空間現代
![/sdlx/150620-Kukan-gendai.jpg](/sdlx/150620-Kukan-gendai.jpg)
2006年、現行メンバー3人（Gt野口 Ba古谷野 Dr山田）によって結成。編集・複製・反復・エラー的な発想で制作された楽曲を、スリーピースパンドの形態で演奏。これによるねじれ、負荷が齎すユーモラスかつストイックなライブパフォーマンスを特徴とする。近年では演奏における一つの試みとして、並走する複数のグルーヴ／曲を行き来しながらも、ライブに流れる時間全体が一つのリズムとして立ち現れてくる様なライブ形態の構築と実践に取り組んでいる。東京でのライブを活動の中心としながらもECD／飴屋法水／大橋可也＆ダンサーズなど先鋭的なアーティスト達とのジャンルを超えたコラボレーションも積極的に行っている。

佐々木敦
1964年生まれ。批評家。早稲田大学教授。音楽レーベルHEADZ主宰。著書に『ニッポンの音楽』（講談社現代新書）、『あなたは今、この文章を読んでいる。』（慶應義塾大学出版会）、『「4分33秒」論』（ele-king books）、『即興の解体／懐胎』（青土社）、『未知との遭遇』（筑摩書房）、『批評時空間』（新潮社）、『シチュエーションズ』（文藝春秋）などがある。

Live: core of bells Kukan-gendai DJ: Atsushi Sasaki

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