SDLX SUPERSESSIONS!

2014/03/12 水曜日

SDLX SUPERSESSIONS!SDLX SUPERSESSIONS!

Open: 19:30:00 | Start: 20:00 - 23:59

SuperDeluxe

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共に60年代の欧州前衛ジャズ・シーンを起点としながら、後に大きく異なる道を辿ることになった2人のドイツ人がスーパー・デラックスで遭遇!フリー・ジャズの巨匠として国際的な活躍を続けているペーター・ブロッツマンは「俺のベスト・パートナー」と評す近藤等則、そして日本フリー・ジャズ界の重鎮である豊住芳三郎と組んで登場する。とてつもなく巨大なエナジーを放出しそうなスーパー・トリオである。かつて伝説のジャーマン・サイケデリック・ロック・バンド、グルグルの核として活躍し、現在はジャンルを超えた即興家として知られるマニ・ノイマイヤーは、フリー・ジャズやプログレッシヴ・ロックの要素を取り入れた独自の《ポスト邦楽》を奏でるハイパー箏奏者、八木美知依と初共演。きっと異次元的グルーヴ・ミュージックを聴かせてくれるだろう。

出演:
ペーター・ブロッツマン + 近藤等則 + 豊住芳三郎 TRIO
マニ・ノイマイヤー + 八木美知依 DUO

ペーター・ブロッツマン
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1941年3月6日ドイツ生まれ。ヨーロッパ・フリー・ジャズ界の重鎮。ヴッパータール市で絵画を学び、前衛芸術運動Fluxusに関わっていたが、シドニー・ベシェを見たのがきっかけで音楽にも関心を持つようになり、独学でクラリネットとサックスを学ぶ。1967年に初リーダー作『For Adolphe Sax』をペーター・コヴァルト(b)、スヴェン・オーケ・ヨハンセン(ds)と録音。翌年の世界的な政治的混乱の最中、同トリオにエヴァン・パーカー(s)、ハン・ベニンク(ds)らを加え、欧州フリー・ジャズ史上最重要作に数えられる『Machine Gun』をリリース。その後も『Nipples』、『Fuck De Boere』といった話題作を連発。同時にアレックス・フォン・シュリッペンバッハ率いるグローブ・ユニティ・オーケストラのメンバーとして活動し、また、ドイツのフリー・ジャズ・レーベルFMPの創立にも関わる。
70年代になるとベニンク、フレッド・ヴァン・ホーフ(p)とのトリオを核としながら自己のアルバムを連発し、ICPオーケストラの一員となり、更に英国、南ア、米国のミュージシャンとの共演を重ねる。80年代にはソニー・シャロック(g)、ビル・ラズウェル(b)、ロナルド・シャノン・ジャクソン(ds)とLast Exit、90年代には旧友の近藤等則(tp)、ウィリアム・パーカー(b)、ハミード・ドレイク(ds)とDie Like A Dogというスーパーグループを結成。90年代の後半以降は欧米の優れた即興家を集めたペーター・ブロッツマン・シカゴ・テンテットを活動の中心としながら、ブロッツマン&ニルセン・ラヴ・デュオ、Sonoré(マッツ・グスタフソン、ケン・ヴァンダーマークとのリード・トリオ)、Hairy Bones(近藤、ニルセン・ラヴ、マッシモ・プピッロとのカルテット)、ブロッツマン/八木 [美知依]/ニルセン・ラヴ、Full Blast(ミヒャエル・ヴェルトミューラー、マリーノ・プリアカスとのトリオ)、Heavyweights!(佐藤允彦、森山威男とのトリオ)といった様々なグループや編成で活躍。御年71歳ながらブロッツマンの驚異的なエナジーは留まるところを知らず、現在その長いキャリアの音楽的頂点に立っていると言っても過言ではない。スーパーデラックスに初出演したのは70歳へのカウントダウン企画としてスタートした『ブロッツフェス 2007』。以後ほぼ毎年のようにここで火の出る様なライヴを聴かせ、幅広いファン層を沸かせている。主な共演者/メンバーとして参加のグループ: グローブ・ユニティ・オーケストラ、ペーター・コヴァルト、セシル・テイラー、Last Exit、デレク・ベイリー、ウィリアム・パーカー、Die Like A Dog、スヴェン・オーケ・ヨハンソン、エヴァン·パーカー、ブシー・ニーベルガル、フレッド・ヴァン・ホーヴ、ハン・ベニンク、ヴィレム・ブロイカー、ビル・ラズウェル、ポール・ニルセン・ラヴ、ケン・ヴァンダーマーク、八木美知依、坂田明、森山威男、佐藤允彦、灰野敬二、羽野昌二。

近藤等則
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地球規模で活動するエレクトリック・トランペッター。デレク・ベイリー、ビル・ラズウェル、DJ KRUSH等、国内外の個性的なミュージシャン達との共演歴は膨大。1984年IMAバンドを日本で結成し、世界各地でライブを敢行。1993年、アムステルダムに活動拠点を移す。1993年、イスラエル ネゲブ砂漠から大自然の中で即興演奏する「地球を吹く」を開始。ペルー アンデス、ヒマラヤ ラダック、アラスカ マッキンレー、熊野等。2001年には、ダライ・ラマ14世が提唱する「世界聖なる音楽祭 広島2001」を厳島神社にてプロデュース。2005年、黒田征太郎(ライブ・ペインティング)とPIKADON project をスタート。
[近藤等則 Homepage](http://www.toshinorikondo.com/)

豊住芳三郎
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[豊住芳三郎 Web](http://www.geocities.jp/sabu_toyozumi/)

マニ・ノイマイヤー
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パーカッショニスト/インプロヴァイザー。1968年夏イレーネ・シュヴァイツアー・トリオのベーシスト、ウリ・トレプテとともにスタートしたバンド グルグルは
マニ・ノイマイヤーを除くメンバーを次々に入れ替え、途中活動の休止も挟みながら今日に至り活動を続けている。グルグルはフリーミュージック/インプロヴィゼイ
ションを中心としたグループで、活動開始当初からロック・シーンはもとより、サイケデリックや精神世界に精通する人々に大きな影響を与え、現在はジャズや民
俗音楽など様々な音楽的アイデアを吸収し発散させるグループとして、現在に至る。マニはパーカッショニストという枠を越えた活動を展開する音楽家である。
[Mani Neumeier website](http://mani-neumeier.de/guruguru/index.htm)

八木美知依(エレクトリック21絃箏、17絃ベース箏、歌)
![/sdlx/130926-yagi.jpg](/sdlx/130926-yagi.jpg)
邦楽はもちろん、前衛ジャズや現代音楽からロックやポップまで幅広く活動するハイパー箏(こと)奏者。故・沢井忠夫、沢井一恵に師事。NHK邦楽技能者育成会卒業後、ウェスリアン大学客員教授として渡米中、ジョン・ケージやジョン・ゾーンらに影響を受ける。ゾーンのプロデュースによるソロ・アルバム『Shizuku』(99年)を皮切りに、自己の箏アンサンブルとの『ゆらる』(01年)、17絃ソロ作『Seventeen』(05年)、インゲブリグト・ホーケル・フラーテン(b)とポール・ニルセン・ラヴ(ds)を迎えた『ライヴ!アット・スーパーデラックス』(06年)をリリース。06年にペーター・ブロッツマン(s)、ポール・ニルセン・ラヴとトリオを結成し、『Head On』(08年)と『ヴォルダ』(10年)をリリース。最新作はエリオット・シャープ(g)とのデュオ作『リフレクションズ』(10年)。08年、ラヴィ・シャンカール、パコ・デ・ルシアらと共に英国のワールドミュージック誌 “Songlines” の《世界の最も優れた演奏家50人》に選ばれる。Moers Jazz Festival(ドイツ)、Vision Festival(米国)、Kongsberg Jazz Festival(ノルウェー)、Újbuda Jazz Festival(ハンガリー)、Music Unlimited(オーストリア)、Instal(イギリス)等に出演。世界のトップ・インプロヴァイザーと共演するかたわら、プログレッシヴ・ロック・アーティストのスティーヴン・ウィルソン(Porcupine Tree)、アコーディオン奏者のcoba、更に浜崎あゆみ、アンジェラ・アキやTakuya(元Judy & Mary)といったJ-POPアーティストのレコーディングやステージにも参加。現在は本田珠也(ds)、田中徳崇(ds)、トッド・ニコルソン(b)、須川崇志(b)と結成した《八木美知依ダブル・トリオ》を活動の核とし、オリジナル曲を中心としたレパートリーを聴かせている。
[八木美知依BLOG-琴の次第-](http://michiyo-yagi.cocolog-nifty.com/)
[八木美知依 japanimprov.com](http://www.japanimprov.com/myagi/)

Live: Peter Brotzmann + Toshinori Kondo + Sabu Toyozumi TRIO Mani Neumeier + Michiyo Yagi DUO Artist Information: Peter Brotzmann ![/sdlx/140312-Brotz.png](/sdlx/140312-Brotz.png) Toshinori Kondo ![/sdlx/140312-KONDO.jpg](/sdlx/140312-KONDO.jpg) [Toshinori Kondo Homepage](http://www.toshinorikondo.com/) Sabu Toyozumi ![/sdlx/140312-SUBU.jpg](/sdlx/140312-SUBU.jpg) [Sabu Toyozumi Web](http://www.geocities.jp/sabu_toyozumi/) Mani Neumeier ![/sdlx/140312-MANI.jpg](/sdlx/140312-MANI.jpg) [Mani Neumeier website](http://mani-neumeier.de/guruguru/index.htm) Michiyo Yagi ![/sdlx/130926-yagi.jpg](/sdlx/130926-yagi.jpg) Michiyo Yagi studied koto under the late Tadao Sawai and Kazue Sawai, and graduated from the NHK Professional Training School for Traditional Musicians. During her subsequent tenure as Visiting Professor of Music at Wesleyan University in Connecticut, U.S.A., she premiered numerous modern compositions for koto and came under the influence of maverick American composers such as John Cage, Christian Wolff, Conlon Nancarrow, and John Zorn. Yagi’s debut CD Shizuku was produced by Zorn and released on his Tzadik label in 1999. In 2001 she recorded Yural (BAJ/ewe) with her six-koto ensemble Paulownia Crush; this group toured Russia under the auspices of the Japan Foundation in the fall of 2004. In 2005 Yagi released Seventeen (Zipangu), entirely performed on the giant 17-string bass koto. Live! at SuperDeluxe (Idiolect), a trio performance with Norwegians Ingebrigt Håker Flaten (contrabass) and Paal Nilssen-Love (drums), followed a year later. In 2008 Rikskonsertene, the national concert institute of Norway, sponsored a ten-city tour by the trio of Michiyo Yagi, the German saxophonist Peter Brötzmann, and Paal Nilssen-Love, a group that has been touring internationally since 2006. Head On (Idiolect, 2008) and Volda (Idiolect, 2010) both featured this trio. Yagi’s most recent release is Reflexions (Idiolect/Bomba 2010), a duo album with guitarist Elliott Sharp. Forthcoming CD releases include an ambient album co-produced by Eivind Aarset, a trio work with Lasse Marhaug and Paal Nilssen-Love, and a classical/contemporary recording. An eclectic performer who continually challenges conventions, Michiyo Yagi has performed at the Moers, Kongsberg Jazz, Punkt, Újbuda Jazz, Musique Actuel Victoriaville, Archipel, Bang on a Can, Tokyo Summer, Vision, Instal, and Music Unlimited festivals. Her collaborators have included Mark Dresser, Jim O’Rourke, Akira Sakata, Sidsel Endresen, Han Bennink, Eivind Aarset, Alan Silva, Kazutoki Umezu, Omoto Yoshihide, Ned Rothenberg, Knut Buen, Bugge Wesseltoft, Satoko Fujii, Joëlle Leandre, Håkon Kornstad, Tatsuya Yoshida (Ruins), Masahiko Sato, Carl Stone, Billy Bang, Keiji Haino, Mats Gustafsson, and Sachiko M. Her koto has been featured in ex-Judy & Mary guitarist/singer Takuya's band, and she has recorded with neo- prog rocker Steven Wilson (Porcupine Tree), pop idol Ayumi Hamasaki, and singer-songwriter Angela Aki. Michiyo Yagi currently leads the Michiyo Yagi Double Trio and the Michiyo Yagi Trio, and also perfon her original compositions. [Michiyo Yagi japanimprov.com](http://www.japanimprov.com/myagi/)

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